シトルリンは、その効能が期待され、アメリカではスポーツサプリメントなどとして、ヨーロッパでは疲労回復の効能による薬として20年以上も前から流通しています。
シトルリンは、血管拡張や血流の改善、動脈硬化の抑制などの効果が期待できるといわれています。 シトルリンを摂取することで、一酸化窒素を作りだし、血管の拡張作用があります。
動脈効果の抑制や免疫の向上にも期待される効果です。血流が良くなれば、健康維持にとっても効果が期待できます。それだけではなく、筋肉増強や、精力増強、冷え症の改善、アンモニア解毒作用など、多くの効能が期待さています。
シトルリンは、日本がスイカ果汁から発見して、スイカの学名Citrullus vulgarisから命名されました。たんぱく質を構成しない遊離アミノ酸で、アフリカ南部のカラハリ砂漠に自生する野生のスイカの葉部に豊富に含まれているそうです。
人体では肝臓の中にあり、解毒に関わる重要な働きをしています。肉や魚のタンパク質はアミノ酸に分解されてエネルギーとして燃焼し、アンモニアに変化していきます。
このアンモニアと呼吸の酸素が消費されて二酸化炭素を発生させ、それを肝臓で分解し尿素に作り変えられて体外に排泄されます。このようにシトルリンはアンモニアを分解するのに重要な働きをしています。
2007年8月に厚生労働省より「一般に食品として飲食に供される物であって添加物として使用されるもの」事実上食品利用が解禁されました。今では多くの商品が販売されているα-リポ酸やコエンザイムQ10なども、同様にして厚生労働省に認可されブームになったこともあり、注目されるようになりました。
L-シトルリンが含まれた商品として、たとえば協和発酵からはサプリメント、アサヒ飲料からはシトルリンウォーター、ロッテからガム、資生堂から女性向けドリンクが発売されました。特に、アサヒ飲料、ロッテ、資生堂の3社は、「シトルリン健康プロジェクト」を立ち上げるほどの意気込みです。健康維持に効果が期待できる成分として、今後もダイエット商品などにも利用されていくでしょう。